本日は、以前に訪問したデンマーク個人邸の事例をご紹介させていただきます。
住み手の方は、PPモブラー社の製品を中心に数多くの名作家具を使われており、調度品との合わせ方などはじめ大変素晴らしいしつらえでした。
PPモブラーはハンス・ウェグナーのデザインした家具を中心に、木材にこだわりを持ち圧倒的なクオリティの製品を今もなお作り続けている工房になります。
PPモブラー社につきましては、以下のブログも是非ご覧くださいませ。
では早速、邸宅の中を画像を交えてご紹介してまいります。
邸宅にはかなりの数のお部屋がありました。以下の画像は、PPモブラー社にて製造されている ザ・チェアが並んでいるお部屋になります。




次のお部屋は、邸宅の中央部分に位置する開放的なお部屋になります。


↑の画像はコーア・クリントのデザインしたファーボーチェア。デンマークデザイン史に残る名作中の名作。コーヒーテーブルもクリントのデザインです。チェアとテーブルの色は異なるお色味ですが、まったく違和感がなく、「合わせすぎないことによる深み」が出ている好例だと思います。
同じ部屋の中にソファセットもしつらえてありました。フィン・ユールのデザインしたチーフテンチェアに、コーア・クリントのグリークソファの組み合わせです。

ウェグナーのデザインした名作、PP19「ベアチェア」も置かれておりました。使い込むごとに味わいの深まるナチュラルレザーで張られております。

次に書斎としてお使いのお部屋を拝見しました。





また、住み手の方はウェグナーがデザインしたPP250「バレットチェア」が大変お好きだということで、ご自宅の中にはかなりの数のバレットチェアが置かれておりました。
PP250「バレットチェア」がお好きな理由としては、フォルムももちろんですが、「この椅子はPPモブラーの中でも作るのが一番難しい」とのことで、PPモブラーのクラフトマンシップを存分に感じることが出来る点が特別な思いを寄せる大きな理由の一つのようです。
次は、ダイニングシーンをご紹介いたします。日差しが降り注ぐ明るいダイニングには、PP85「クロスレッグドテーブル」とPP701「ミニマルチェア」をお使いでした。




エントランスの吹き抜け空間もとても素敵でした。



お二階にもたくさんの名作家具がございました。

1階にはサンルームも設けられており、とても温かみのある心地よい空間となっていました。


デンマーク家具の名作が所狭しと点在し、圧巻のコレクションであると同時に、壁面のお色味や調度品との合わせ方が大変素敵で、「合わせすぎない」取り合わせや色の使い方が非常にバランス良く、ヨーロッパ的な美的感覚にただただ感心しきりの素晴らしい邸宅でした。
今後も引き続き、私共がデンマークで出会い印象に残った邸宅の事例をご紹介してまいりたいと思います。どうぞお楽しみにしていただけますと幸いでございます。
ご紹介してまいりました家具など気になる点などございましたら、どうぞお気兼ねなくお問い合わせくださいませ。
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