当店ダンスク ムーベル ギャラリーでは、専門スタッフによるインテリアコーディネートも承っております。
家具や照明、絵画のご提案をはじめ、ケースにより床・壁・天井などもご提案させていただきます。
一般的に住宅は、土地→建物→内装→家具→絵画、という流れで、「外側から決めていく」ことが多いように思いますが、
私どものコーディネートは北欧家具を中心にスタートすることが多く、
一般的な順序とは逆に「一番お客様に近いところ」から徐々に空間を組み立ててまいります。
ご依頼いただいたタイミングやご要望により進め方は様々ですが、以前の事例を以下にご紹介させていただきますので、是非ともご覧くださいませ。
CASE 1
①現地への下見
まずは現場にお伺いのうえ、下見をさせていただきました。全体のサイズ感やイメージなども確認のうえ、採寸など行いました。
②ご提案
お客様のご要望をお伺いの上、インテリアプランをご提案差し上げました。本事例では、ポール・ケアホルムというデザイナーの家具を中心に、照明や絵画などもご提案差し上げました。

③詳細のお打ち合わせ
ご提案内容を元に、商品や仕様などにつきお打ち合わせをしてまいります。店舗にてサンプルをご覧いただきながらのお打ち合わせや、実際に商品をご覧いただける場所へアテンド差し上げてのお打ち合わせになってまいります。
④納品
納品まですべて当店にて行わせていただきます。物件の場所にもよりますが、提携の配送業者からの納品が基本でございます。本事例では、特注の水槽や絵画なども当店監修のもとお納めいたしました。
⑤納品完了後
絵画やカーテン、特注のベッドなど含め、トータルでコーディネートを行い、納品させていただきました。お客様にふさわしい、洗練された空間となりました。
CASE 2
まさに「身体に近いところから始めるコーディネート」の事例で、最初にダイニングテーブル・チェア・ペンダントライトが決まり、内装材などはそれに合うように選定していきました。
①家具・照明などファニチャープラン作成
お客様のご要望をお伺いしながら、おおよそのプランを組んでまいります。お客様のご要望としましては、「軽やかでモダン、それでいて暖かみがありエレガント」という内容です。
ご提案書。レイアウトや家具・照明をご提案差し上げます。
②内装材などのご提案
イメージに合うよう、床・壁・天井など吟味してまいります。同じ素材でも合わせ方、光の加減で見え方が異なるため、何度も確認しアップデートしていきます。
【床材】
今回の物件はまず床材から選定を進めました。実際にショールームに足を運び、イメージに合うものを探します。
【壁面】
壁面は光の反射が柔らかな塗装としました。同じ色でも見る場所により色が全く異なって見えるため、場所を変え時間を変え、何度もチェックします。
【家具とのカラースキーム確認】
ご提案差し上げた家具と内装材の相性も確認します。こちらもいつも持ち歩き、ことあるごとに確認いたしました。
③造作家具デザイン
物件の寸法に合わせ、造作の収納なども製作いたします。今回のリフォーム物件でも、お客様のご自宅に合う寸法にて図面を引き、製作してまいります。
製作図面。本物件では、テレビ側とダイニング側で異なる2つの造作家具を製作します。
造作家具に使用する木材サンプル。他の素材との相性や、塗装の仕上がり状況を確認。
④キッチン
キッチンメーカーさんをまじえ、キッチンのお打ち合わせも致します。主に私どもの方では、面材や全体的なデザインにつきご協力いたします。
カウンター材と面材のサンプル。今回は既定の面材だと若干色味が合いませんでしたので、特注色にて製作しました。
特注色の選定。こちらの中から選びます。
⑤カーテン
カーテンやウッドブラインドなど窓回りもご提案いたします。インテリア全体のイメージに合わせ、色・質感・光沢感・素材はもちろん、カーテンの仕立て方法なども検討してまいります。
質感も重視し選定いたします。
キッチンの小窓に付けるウッドブラインド。なかなか納得のいく色味がなく、何社からもサンプルを取り寄せ確認しました。色・デザインはもちろん、操作性についても直接メーカーショールームを訪問し確認。
⑥巾木・廻り縁
今回の物件に似合うよう、巾木・廻り縁も選定。柔らかな印象になりつつ、クラシカルになりすぎないようなバランスで選びました。
巾木・廻り縁のサンプル。実際にお部屋につきますとイメージがまた異なってまいります。
⑦扉・ドアノブの再塗装
既存の扉・ドアノブを再塗装して使用することに致しました。濃い色から床材と合うような淡い色に変えます。
塗装前の扉。濃い木目調。
塗装後。のっぺりとしないよう、木目は残しつつ再塗装。濃い色を薄くしつつ、木目を残すのは大変技術のいる作業です。
塗装前のドアノブ。ドア同様に濃いチーク調の色味。
塗装後。濃い色を少し薄く、赤みも抑えるようにしました。
⑧現場での確認
壁面に設置する造作家具との兼ね合いから、下地やコンセント、配線の位置も確認します。
下地が入った状態。
造作家具を設置の際に問題がないか確認します。
造作家具と関連してくるスイッチ・コンセント・TVなどの配線位置についても確認。
⑨絵画
私どもはインテリアにとって絵画が大変重要な要素であると認識しております。絵画につきましては特にお客様のお好みも多様で、ご縁のものでもありますので見つかるかで何年もお時間がかかることもございますが、出来る限りご提案差し上げたいと思っております。
本物件でもお時間をいただきましたが、以下のような作品をお気に召していただけました。
ご提案差し上げた作品。飾る壁面を頭に入れ、全体のインテリアと調和するような視点から探していきます。
⑩額装仕立て直し
新たにご提案差し上げた絵画とは別に、お客様が以前よりお持ちだった絵画をリフォーム後も飾ることが出来るよう、額装を仕立て直しました。
仕立て直す前の額装
【リフォーム完了後】
明るく開放的で、暖かみがあり優しい印象の空間となりました。モダンでシンプルなデザインでありながら、エレガントなイメージで、かつ、「甘すぎない」インテリアにしています(本物件は引き続き絵画など含めお打ち合わせしております)。
【コーディネートご依頼の方】
図面やお写真などからもご提案が可能でございます。
コーディネートをご希望の方は、料金体系含めご案内させていただきます。
以下リンク先より、お問合せ下さい。
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