【展示品のご紹介】PP502「スウィヴェルチェア」 | DANSK MOBEL GALLERY（ダンスクムーベルギャラリー）

生涯に500脚以上の椅子をデザインしたと言われるデンマークを代表するデザイナーハンス・J・ウェグナー。

現在店舗にて彼のデザインしたキャスター付きの椅子PP502スウィヴェルチェアを展示しております。

PP502スウィヴェルチェアはデンマークの工房、PPモブラーにて製造されたチェアです。

展示のPP502スウィヴェルチェアは、2015年製のマホガニー材のもの。そのため、展示品はキャスターが現行品とは若干異なります。

↑こちらは現行品の画像。現行品のキャスターはこのようにゴムが斜めにかけてあるタイプです。なお、こちらの木種は数量限定の2025年レアエディションモデルのウェンジ材になります。

PP571アーキテクツデスクと合わせるためにデザインされたPP502スウィヴェルチェア

PP502スウィヴェルチェアは、ウェグナーが生涯デザインした椅子のうち、数少ないキャスター付きの椅子になります。

PP571アーキテクツデスクをご購入されたお医者様から、このデスクに合わせて使うためのチェアをデザインして欲しいと依頼を受けてデザインされた椅子と言われています。

背面とアームを繋ぐ笠木部分が大変美しい仕上げとなっており、木そのものの持つ特性を知り尽くした上で設計をした非常にウェグナーらしい一脚です。

人間工学に基づき身体のラインに沿ってデザインされた笠木による仕上げ

PP502スウィヴェルチェアの魅力は、人間工学に基づき身体のラインに沿ってデザインされた笠木部分の仕上げと言えるのではないでしょうか。

人間工学に基づいて設計された椅子は、背面からアームにかけての背もたれ部分を体のラインに沿うよう快適に、且つ適切に身体を支えられるよう設計されました。

しっかりとした厚みのある木材の各パーツ部分を笠木の手法で接ぎ、職人による高度な技術による見事な手仕事が施された背もたれ部分は、デザイン性の高さと機能美を兼ね備えた大変美しい作りとなっております。