ポール・ケアホルムデザイン “PK33”

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【3本脚のスツール PK33】

デンマーク人デザイナーのポール・ケアホルムがデザインしたスツール、PK33。デンマークブランドのフリッツ・ハンセン社にて製造されておりますこちらのスツール、何気ないシンプルなデザインながら、実は大変かけ心地の良いスツールです。このたびのブログでは、こちらのPK33をご紹介させていただきます。







【PK33 リビングシーンでの設え】

PK33は、1959年にポール・ケアホルムがデザインをしました。3本脚の軽快なデザインで、高さは34㎝。主張しすぎることなくリビングシーンにスッと溶け込んでくれるデザインと高さです。




リビングシーンにおいてはソファ・ラウンジチェアとPK33を合わせることで、空間にリズムが生まれ、一層奥行きを感じさせる設えになります。軽やかなデザインながら空間のアクセントになる、とても汎用性の高いアイテムです。




ポール・ケアホルムの家具は直線的でシャープなイメージの作品が多いですが、そのような設えの中にPK33で曲線を交えることで、場の雰囲気も柔らかくなり、お互いの良さもまた引き立ちます。


ポール・ケアホルムの家具で組んだリビングの設え


直線的な家具の中にPK33が入ることで、お互いの良さがまた引き立ちます。






【PK33 エントランスにて】

こちらのPK33、リビングシーン以外にも様々な場所でお使いいただけます。玄関にてお履き物を履かれる際に腰を掛けられたり、お荷物を置いていただいたり。大変使いやすいスツールです。


エントランスにて。こちらの物件では、左側のPK91にお荷物などを置き、PK33はお履き物を履かれる際にお使いです。


このように2つ並べても綺麗な設えです。




【PK33の構造】

PK33は、①クッション、②合板の板座、③スチール製のベース、の3つからなり、これらをゴムのリングで止めるという大変シンプルな構造です。サイズこそ異なりますが、この構造はデイベッド「PK80」と共通のものです。


通常の状態を上から見たところです。


一番上にありますクッションをとると、このようになっています。
ステンレススチールのベースに合板の板座が載っており、それをゴムリングで固定しています。


座面のクッション・板座・ベースの3つを一体とするためのゴムリング。


座面のクッション裏には長いタグのようなものがついております。
座面が動かないよう、こちらを先ほどのゴムリングに通し固定します。


合板の板座も外した、ベースのみの画像です。




【かけ心地の秘密】

PK33に皆さまお掛けいただくと、「思っていたよりも断然かけ心地が良い」というご感想をいただくことが多いです。その理由としましては、座面が思ったよりも大きいこと、また、座面がすり鉢状になっており、その中心部が空いているためお掛けいただいた際のフィット感が良いものと思われます。「一度座ると立ち上がりたくない」と仰る方もいらっしゃいます。


PK33の合板の板座。このように真ん中が空いていますので、腰を掛けた際のおさまりがとても良いです。


横から見ますとこのようなすり鉢状になっています。


板座のすり鉢状に合わせるように、ベースも良くご覧いただくとフラットではなく中央部に向けなだらかに傾斜しています。
一見すると大変シンプルで何気ないベースですが、耐久性を保ちつつかけ心地を良くするため、
大変細やかな形状となっています。


PK33のパーツ。構造は大変シンプルですが、各パーツに細やかな気配りが見られます。




【ポール・ケアホルムらしさ】

PK33をデザインしたポール・ケアホルムは、「家具の構造を見せること」を一つのテーマとしていました。PK33もそのテーマ通り、見ればどのように家具が成り立っているかすぐに分かります。

それでいてデザインが美しく、かけ心地も大変良い作品を生み出すところに、ケアホルムらしさを感じます。シンプルな佇まいの中に、熟考・洗練・思想を感じるのです。

「主張しないで主張する」ともいえるPK33。空間に奥行きをもたらしてくれる、名作と思います。






【商品ページ】



【インテリアコーディネート】

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