【ポール・ケアホルム PK22】究極の機能美 代表作のラウンジチェア

徹底した美意識を有し、厳格であり繊細で洗練された、完璧と言える美しい家具を多く生み出した、デンマークを代表するデザイナー Poul Kjærholm（ポール・ケアホルム）。

ケアホルムは、高度な技術と知識を持つ「木工マイスター」の資格を持ち、コペンハーゲン美術学校で家具職人としての修練を積みました。クラフトマンシップの精神をベースとしながら、独自の美意識により「スチール」と「レザーや石など自然素材」とを組み合わせ、他に類を見ないデザインを生み出しました。

彼のデザインは、素材の特徴を存分にいかすことで、「機能性」と、極限まで研ぎ澄まされた「造形美」「構造美」を見事に融合させた、知的で気高い究極の機能美と言えます。

彼の残した数々の名作の中でも、特に代表作の一つとして名高いのが、フリッツハンセンにて製造されているラウンジチェア、PK22です。1957年ミラノトリエンナーレにてグランプリを獲得し、彼の名を一躍世界に知らしめた作品です。

PK22の脚部は座る人の荷重に耐えられる上質なスプリング鋼からなり、フラットバーを山形に曲げた脚部を、緩やかな曲線の貫で連結し、そこに薄い金属製のフレームを入れた座面を載せるという、非常にミニマルな構造となっています。

一見すると硬派な印象ですが、座り心地はその見た目とは対照的で包み込まれるような丸みを感じます。これは体に触れる部分にはスチールが当たらないようデザインされているからで、座り心地という機能性と、造形の美しさの融合を肌で感じることが出来ます。

一般的なラウンジチェアと比較すると座面の高さが低く、また抜けのあるデザインのため、どこに置いても圧迫感がなく、落ち着きがありながら洗練された空気を纏います。

空間との調和とその美しさから、美術館などにも採用されることが多く、PK22が佇む空間自体がまるで芸術作品のようです。

よく見ると脚部の脚先は少し上を向いて曲げられており、座った際に床を傷つけないよう配慮されています。このような細部にまでポールケアホルムの徹底したこだわりが見て取れます。

座面はレザーの他に籐張りやキャンバスもあり、脚部のスチールと座面の自然素材の組み合わせが、緊張感のある美しさと、温かみのある豊かな表情を見事に共存させます。
インテリアに籐張りを取り入れて頂くと、空間に変化と抜けが生まれ、心地よい空間を作っていただくことが出来ます。

究極の機能美を有するケアホルムの家具は、時を経ても色あせることがなく、毎日見て、使うたびに、ますますその素晴らしさの虜になってしまいます。

当店ではPK22を展示しておりますので、唯一無二の美しさと座り心地をぜひご体感ください。

■コーディネート事例

当店でも、トータルコーディネートの際にPK22を取り入れることが多くございます。
素材や色味の組み合わせで、空間の雰囲気ががらりと変わります。

当店のその他の納品事例は下記ページにてご紹介しておりますので、併せてご覧ください。

Works

■オーラレザーキャンペーン実施中

PK22の座面は、様々なレザー・籐・キャンバスからお選びいただけます。

現在、その中で「オーラレザー（4色）※」のPK22が、通常価格より約26％ほどお安くお買い求めいただけるキャンペーンを実施中です。

キャンペーン期間：2025年7月1日（火）～2025年12月31日（水）
価格：通常価格 748,000円（税別）→550,000円（税別）

※オーラレザー・・・クロームなめしのフルグレインレザー。顔料仕上げで、表面は保護コーティングが施されています。比較的革も厚めで、フルグレインレザーでシボがある上、顔料で染められているため、経年変化も少なく、均一な表情を保つことができます。しっかりとした手触りとマットな仕上がりで、傷・汚れへの耐久性に優れています。

■ポール・ケアホルムの魅力と、DANSK MOBEL GALLERYとの特別な繋がり

当店では長年、ポール・ケアホルムの数々の名作家具をお取り扱いしております。

ポール・ケアホルムの魅力と、ケアホルム家と当店との特別な関係について、特設ページにてご紹介しておりますので、併せてご覧ください。

POUL KJÆRHOLM（ポール・ケアホルム）

当店では、ノルディック・ラグジュアリーなインテリアコーディネートのご提案を承っております。上記以外にも様々な家具・照明・アートをお取り扱いしておりますので、インテリアに関するご相談・ご質問などございましたら、どうぞお気兼ねなくお問い合わせくださいませ。

尚、現在店舗は完全予約制でございます。こちらのページよりご予約をお願いいたします。

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