雄牛と牝牛　“ブルチェアとカウホーンチェア”

ハンス・J・ウェグナーのデザインした数百脚の椅子の中でも、動物の名前が付いたチェアが幾つかございます。熊の名がついた「ベアチェア」、孔雀の名がついた「ピーコックチェア」等、デザインの全体、一部にその動物を連想させるような部分を採用される事が多くありました。

 

 

 

今回は、そんな中でもPP Moblerにて製作されている “PP505　カウホーンチェア”と“PP518 ブルチェア”をご紹介致します。

 

 

 

1952年にデザインされた “牝牛”をイメージさせる カウホーンチェア、1961年にデザインされた“雄牛”をイメージさせるブルチェア。角の形状は動物界からインスピレーションを受けた事が感じ取れます。どちらのチェアも背もたれ部分の美しさから、ウェグナーの最高傑作と言われる程。世界中でもファンが多いチェアです。また、どちらのチェアにも採用されている、背もたれ部分中央にある“ 千切り ”と呼ばれる連結部分には“ローズウッド”の木を使用し、構造上必要な部分を、デザイン・アクセントとして魅せています。

 

 

 

家具に対して実直なデザインを多く手がけているウェグナーの家具は、一緒に置く様々なインテリアを邪魔する事はありません。PP Moblerの木に対する美学に沿って製作される様々な家具は、生活に寄り添いながら、木の質感を御実感頂ける素晴らしい家具となります。

 

 

 

 

 

【PP505　カウホーンチェア】

サイズ　：幅59cm / 奥行45cm /高さ74cm/座面の高さ42cm

価格　　：620,000円～(税抜)

(※商品については、こちらもご覧ください。)

 

 

【PP518　ブルチェア】

サイズ　：幅72cm / 奥行51cm /高さ72cm/座面の高さ43cm

価格　　：710,000円～(税抜)