織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップが開催

来る12月2日(火)より、東京・渋谷ヒカリエにて、デンマーク家具デザインの名匠ハンス・ウェグナーの作品を一堂に会した大回顧展が開催されます。

本展では、世界的な椅子研究家であり北欧を中心とした近代家具のコレクターでもある織田憲嗣氏のコレクションを有する北海道東川町の協力を得て、ウェグナーの椅子約160点、その他家具などを一堂に集めた、国内でかつてない規模の大回顧展となります。

世界中に愛好家を持つウェグナーの家具の魅力とは何か。豊富な作品群と関連書類を通して、その功績とデザイン哲学を紐解きます。

ハンス・ウェグナー≪パパベアチェア AP19≫ 1951織田コレクション

ハンス・ウェグナー ≪ザ・フラッグハリヤードチェア GE225≫ 1950 織田コレクション Photo by Kentauros Yasunaga

ハンス・ウェグナー ≪スウィベルチェア JH502≫ 1955 織田コレクション Photo by Kentauros Yasunaga
ハンス・ウェグナー ≪バレットチェア JH540≫ 1953 織田コレクション Photo by Kentauros Yasunaga

ハンス・ウェグナー ≪サークルチェア PP130≫ 1986 織田コレクション Photo by Kentauros Yasunaga

この度の展覧会の最大の見どころは、世界屈指の質と量を誇る織田憲嗣氏のウェグナー・コレクションから展開される国内過去最大規模となるウェグナーの回顧展であること。

≪ザ・チェア≫のプロトタイプとされる、笠木に籐が巻かれたオールドタイプに見られる初期モデルといった稀少作品を含む4脚の≪ザ・チェア≫の他、ウェグナーが17歳のときに手掛け、写真の資料のみでしか知ることができなかった≪ファーストチェア≫や3脚のみ製作された初期の作例である1938年の椅子を≪セカンドチェア≫として本展のために再現復刻し、会場で展示いたします。


ハンス・ウェグナー ≪ザ・チェア≫中央から時計回りに:JH503 プロトタイプ / JH501 オールドタイプ/JH503/ JH501  1949織田コレクション Photo by Kentauros Yasunaga 

ハンス・ウェグナー ≪ザ・チェア JH503 プロトタイプ≫ 1949 織田コレクション Photo by Kentauros Yasunaga
≪ザ・チェア PPモブラー社ポスター≫織田コレクション

この他、ウェグナーがデザインした名作椅子の数々を原寸図面や関連資料を通じて、それぞれの椅子の製作背景とデザインの要点を紐解き、今日まで多くの人々を惹きつけ続けるウェグナーの魅力と名作椅子の持つ秘密に迫る展示スペースや、ウェグナーデザインの現行モデルに実際に座れるコーナーを用意。目と手、そして体全体で名作椅子を体感することができます。

ハンス・ウェグナー ≪Yチェア図面≫ 1950織田コレクション

タイムレスな魅力を持つウェグナーの名作椅子の数々を、ヒカリエホールの大空間で一度にご覧いただける大変貴重な機会となる本展。
是非足をお運びください。

開催概要

織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ

会場:ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ9F)
会期:2025年12月2日(火)~2026年1月18日(日)
休館日:2026年1月1日(木・祝)、他
主催:Bunkamura
特別協力:北海道東川町、織田コレクション協力会、旭川家具工業協同組合
学術協力:織田憲嗣(東海大学名誉教授)
会場協力:田根剛(ATTA)
協力:PP Møbler、Carl Hansen&Søn、カトーレック美術輸送支店
後援:デンマーク王国大使館、J-WAVE
公式ホームページ:
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/25_wegner.html
※チケット情報など詳細は決定次第ホームページにてお知らせいたします。
※内容は2025年8月時点での情報です。今後変更となる場合もございます。





大阪店でもハンス・ウェグナーの代表作、PP Møbler社のベアチェア(PP19)&オットマン(PP120)、フラッグハリヤード、PP701など実際にお試しいただけます。

お気軽にお問い合わせください。



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