デンマーク、そしてフリッツ・ハンセンを代表する巨匠、ポール・ケアホルム。
当店でも彼の名作の数々は根強い人気があります。
デンマークデザインの歴史の中で、誰よりも妥協を許さず、あらゆる無駄を省いたミニマニズム、そして素材やクオリティーに信念を持ち続けました。
この度、ポール・ケアホルムの51年という短い生涯の中で生み出したコレクションの数々をご覧頂ける展覧会が、2024年夏、パナソニック汐留美術館で開催されます。
以下、本展覧会の概要をご紹介いたします。
「織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」
開催日時：2024年6月29日（土）～9月16日（月・祝）
主催：パナソニック汐留美術館
＞＞企画内容
20世紀デンマークを生きた異才の家具デザイナー、ポール・ケアホルム（1929～1980年）を紹介します。ケアホルムは木製家具を極める一方、当時では珍しい金属や石を素材とした家具製作に挑戦し、約30年の活動期間に今日にも復刻される、名作を次々と生み出しました。
ディテールにこだわり、フォルムを極限にまで洗練させたミニマルな造形美は日本の建築にも調和し、日本国内でも根強い愛好家たちに支持されています。
本展では、椅子研究家・織田憲嗣のコレクションよりケアホルムの主要作品を網羅した、日本の美術館では初めての展覧会になります。
ケアホルムの追求した美を、建築家・田根剛（ATTA）の会場デザインによる展示空間で体現します。
織田コレクション/北海道東川町蔵
撮影：大塚友記憲
今まで、こちらのブログでもポール・ケアホルムの代表する作品を数多くご紹介してきました。
また、グループ店の銀座店を含め、弊社では長年に渡り、ケアホルム家と交流を深めてまいりました。
妻ハンナと京都に訪れたこともあった彼は、親日家でもあり、日本の建築家屋にも影響を受けています。そんな彼の余白や空間に美を見出すデザイン哲学だからこそ、私たち日本人の「わび・さび」を大切にする心と通づるものがあるのではないでしょうか。
日本国内において、今までにない規模の展示内容でポール・ケアホルムの作品を触れることのできる機会。
ぜひ、一人でも多くの方に楽しんでいただきたいです。
ポール・ケアホルムの名作⑦ PK11 – フリッツ・ハンセン正規専門店 / REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA (republicstore-keizo.com)
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