ESSAY™のメンテナンス -補修編-

ESSAY™は長くお使いになる間にたくさんのキズが味わいや、思い出となってくるところも魅力のひとつです。

display120130612.jpgもし、どうしても気になるキズや汚れができてしまった場合は下記方法も参考にしてください。

【引っかきキズの場合】

表面に引っかき(浅い)キズがある場合は、220番のサンドペーパーを木目に沿ってかけ、平らにしてください。なおサンドペーパー使用後には、オイルで手入れを行ってください。

【スチール(鋼)との接触によりオーク材に痕が残った場合】

オーク材の表面に長時間スチール(鋼)が接触することがないよう注意してください。スチールはオーク材と接触することで反応を起こし、黒い痕を残します。この痕の除去には研磨が必要となります。

【テーブルの脚等に擦りキズがついた場合】

キズのついた箇所を、少量のオイルで湿らせた消しゴムや柔らかなスポンジで拭ってください。必要に応じ、オイルでの手入れを繰り返してください。

【赤ワインや油脂類によるシミが残った場合】

シミが残っている箇所を、少量のオイルで湿らせた柔らかなスポンジで優しく擦ってください。シミが木目に浸透している場合には、180番のサンドペーパーを木目に沿ってかけ、さらに220番のサンドペーパーをかけてください。サンドペーパーをかけた後には、前述の方法に従い、オイルでの手入れを行ってください。特に色の濃い木材においては手入れ後にお手入れ箇所の色が若干明るくなる場合がありますが、これは時間の経過とともに軽減されます。

【キャンドルのろうが垂れた場合】

キャンドルのろうが垂れた場合は、ろうを凝固させてからできるだけ取り除いてください。その際、テーブルの表面にキズを付けない様に気をつけてください。ろうを取り除いた後、少量のオイルで湿らせた柔らかなスポンジで優しく擦ってください。

【へこみやキズができた場合】

木の繊維が破損していない場合、多くのへこみキズは修復することが可能です。ぬるま湯を含ませたブラシでへこみ箇所を拭いてください。へこみ部分の木の繊維が水分を含み、上に持ち上がります。表面が乾いた後に220番のサンドペーパーをかけ表面を整え、オイルでの手入れを行ってください。

【ボールペンやサインペン、水彩絵具、クレヨンやマーカーによるシミ】

マーカー用やサインペン汚れ用のアルコールなど、シミに合わせた溶剤と吸収性の高い紙を使用し、できるだけ汚れを取り除いてください。

【インクによるシミ】

インクの吸い取り紙および、アンモニア溶液(約8%)を使用し、できるだけ汚れを取り除いてください。溶液により目や皮膚、また呼吸器などを刺激する恐れがありますので、ご使用になられる製品の注意事項をよく読んだ上で十分に注意してご使用ください。

【焦げ跡】

表面的な焦げ跡の多くは研磨のより取り除くことができます。焦げ跡部分のみといったように狭い範囲に研磨をかけると表面にくぼみが生じる可能性がありますので、若干広めに研磨をかけてください。なお、お客様ご自身で修復前に専門家への相談をおすすめします。

【注意事項】

スポンジやサンドペーパーなどを使用しての研磨の際には、常に木目の方向に沿って研磨してください。また、キズのある部分のみの狭い範囲での研磨は表面をくぼませる可能性がありますので、広めに研磨してください。

ぜひ「汚れ」や「キズ」を恐れずに日常の中でオリジナルな深みを感じて頂きたいと思います。

それがESSAY™の良さでもあります。

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