PK23を展示開始いたしました

先日、店舗にポール・ケアホルムデザインのPK23が店舗に届きましたので早速展示をいたしました。

ほかのPKシリーズと。
2枚の成形合板を、美しくスタイリッシュなコネクターがつなぎます

PK23は1954年にポール・ケアホルムによってデザインされたラウンジチェアです。

PK23につきましてはこちら

幅が広く、低めのデザインなのでゆったりと座ることができ、かつ空間に抜け感を出してくれます。


また最大の特徴は縦に2分割された座面とバックレストです。

PK0の複雑な曲線の合板のデザインと、その後デザインされたスチールと異素材の組み合わせたデザイン。
ちょうどそれらをMIXした、ケアホルムのデザインにおける過渡期のような作品です。

ポール・ケアホルムは1952年にPK0とPK4をデザインしましたが、同じくして活躍してたアルネ・ヤコブセンのアントチェアの製作に力を入れていたフリッツ・ハンセンからは、彼のデザイン性が高く量産することの難しさから、理解を得ることができませんでした。(フリッツ・ハンセンを退職します)

ヤコブセンのアントチェアの大成功を目の当たりにし、自身のデザインへの新たなる挑戦としてデザインしたと言われているPK23。

その背景を知ると、このPK23をなぜ彼がこのようなデザインにしたのかが理解できるような気がします。

価格設定も手の届きやすいお値段になっています。是非店頭にてその座り心地とフォルムの美しさをご覧ください。


日曜美術館 アートシーン 特別編「安藤忠雄展 青春」

店舗があるリーガロイヤルホテル大阪からほど近くにある大阪・梅田の広大な公園、グラングリーン大阪。

その建築・再開発にも携わった建築家・安藤忠雄さん。
ここにあるギャラリーで展覧会「安藤忠雄展 青春」が好評開催中です。

実質的なデビュー作、「住吉の長屋」以来、こだわり続ける住宅の設計。欧州で多く手掛ける歴史的建造物に新たな命を吹き込む仕事。そして目下のライフワーク「こども本の森」。

住吉の長屋(東邸)/安藤忠雄
こども本の森 中之島 /安藤忠雄

映像や模型を多用し、建築の背景にある人生哲学までも伝えているこの展覧会ですが、この展覧会を安藤さん自身の案内でテレビで紹介する、日曜美術館 アートシーン特別編「安藤忠雄展 青春」が間もなく放映されます。

<NHK 日曜美術館 アートシーン>

放映日:6月15日(日)9:45~10:00

※再放送 6月22日(日)20:45~21:00

NHKEテレ1にて。

ぜひ、ご覧ください。




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