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PPモブラーのダイニングテーブルpp75|木種と仕上げの選び方

[公開日] Posted in 家具・照明・ラグ・カーテン・そのほか Posted in Blog

ハンス J. ウェグナーは「椅子の巨匠」として知られていますが、テーブルにも名作を残しています。そのひとつが、デンマークの工房 PP Mobler(PPモブラー) が製作するダイニングテーブル、 pp75 です。

円い天板の下で4本の脚が中央に集まり、ステンレススチールのステイがそれを支えています。
今回は、pp75が誕生した背景にあるウェグナーの情熱や構造の美しさ、そしてお部屋に合わせた木種や仕上げの選び方まで詳しく解説します。

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オーク材オイル仕上げのpp75 カウホーンチェアを合わせて。


足元を広くするために生まれたpp75

pp75は1982年、ウェグナーと工房の職人たちが試行錯誤を重ねて完成させたテーブルです。目指したのは、テーブルを囲むすべての人に、ゆとりのある足元を用意することでした。

脚が天板の外側にあると、座る位置によっては膝や足が脚に当たります。そこでウェグナーは、脚をすべて天板の中央に集めました。どこに座っても足元が広く、椅子の位置も自由に決められます。

ただ、中央の脚だけで無垢材の大きな天板を支えるには、構造の工夫が必要でした。


ピラミッド構造とトライアングル(三角形)の美学

ウェグナーが着目したのは、建築や橋梁にも使われる三角形の構造です。中央に向かって傾斜する4本の木製脚は、ピラミッドのような立体を形づくっています。その脚同士を結んでいるのが、磨き上げられたステンレススチールのステイ(斜めの補強材)です。

ステイが組み合わさることで、脚部にいくつもの三角形が生まれ、大きな無垢材の天板をしっかりと支えます。

pp75

「構造」そのものが装飾に

ウェグナーのデザイン哲学「あらゆる角度において、美しく見せる」

pp75のステンレススチールのステイは、単なる補強金具ではありません。木の温もりにモダンでシャープな印象を添える、デザインの要素でもあります。木とスチールという異なる素材が調和し、斜めや横から見たときには、建築作品のような陰影が生まれます。

サイズと伸長機能

pp75は、天板は直径120cmと140cmの2サイズです。天板を中央で分けてエクステンションリーフを入れる伸長式と、一枚天板のタイプからお選びいただけます。

PP75 PPモブラー

エクステンションなし

PP75 PPモブラー エクステンションあり
エクステンションあり

インテリア空間における「木種」と「仕上げ」の選び方

pp75はオークとアッシュの2種類の無垢材からお選びいただけます。
構造が大変美しく存在感のあるダイニングテーブルは、選ぶ木種や仕上げによってお部屋の印象を大きく変えるアイテムでもあります。

オーク材

落ち着いた木目と、温かみのある黄色~褐色みが特徴。耐久性に非常に優れ、古くから高級家具や建築材として親しまれてまいりました。 重厚感、安心感、トラディショナル、ナチュラルといった印象を持つ木種です。

アッシュ材

はっきりと伸びやかな木目が美しい木材です。オークよりもやや明るく白いトーンを持ち、爽やかな印象を与えます。軽快感、モダン、洗練、凛とした佇まいを感じさせる木種です。

アッシュ材 PPモブラー

仕上げ

木種が決まったら、次は表面の「仕上げ」を選びます。PPモブラーならではの上質な仕上げが、木の魅力を引き出します。木種によって、選べる仕上げが異なります。

・オーク:ソープ/クリアオイル/ホワイトオイル/タニックティントブラック
・アッシュ:ソープ/ホワイトオイル

①ソープ仕上げ

石鹸水で木肌を洗って保護する、北欧の伝統的なオイルレス仕上げで、木の質感そのままの「素木(しらき)」に近いサラリとした質感。明るいトーンが保たれます。

多くのデンマークの人々から好まれる「北欧家具らしさ」を最も感じられる仕上げです。日々のお手入れを通じて経年変化を楽しみ、使い込むほどに愛着が深まっていきます。

②クリアオイル/ホワイトオイル仕上げ

植物性のオイルを浸透させ、木の乾燥を防ぎ木目を際立たせる仕上げ。ホワイトオイルは微量の白ピグメントが含まれており、木の黄みや赤みを抑えて明るく保ちます。しっとりとした手触りと、木目の深い味わいが楽しめる仕上げです。水拭きなどの普段のお手入れがしやすく、日常使いでの扱いやすさに定評のある仕上げです。

③タニック ティント ブラック仕上げ

オーク材をベースに、木目を残したままブラックカラーに着色したシックな仕上げです。 木肌の立体感や木目を感じさせつつ、全体をモダンなブラックで引き締めてくれます。

木種サンプル
正面左からオークソープ仕上げ、オーククリアオイル仕上げ
木種サンプル
正面左からオークホワイトオイル仕上げ、タニックティントブラック仕上げ
木種サンプル
アッシュソープ仕上げ
木種サンプル
アッシュホワイトオイル仕上げ


選ぶときの考え方

木種と仕上げは、次の3つから考えると決めやすくなります。

・床や周りの家具の色
・お手入れ:手をかけながら育てたいならソープ、日々の扱いやすさを優先するならオイル
・時間の経過:10年後にどんな色になっていてほしいか

店頭では木種と仕上げのサンプルをご用意しております。お部屋の写真や間取りをお持ちいただければ、ご自宅のインテリアに合わせた組み合わせをご提案差し上げております。

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