今年の6月に2週間ほど、スウェーデン・デンマークを訪問してまいりました。現地での様子を、何回かに分けてご紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、Louis Poulsen(ルイスポールセン)の本社・工場についてお伝えいたします。
■デンマークを代表する照明ブランド「Louis Poulsen」
Louis Poulsenは1874年創業の照明ブランド。「光をかたちづくる」をコンセプトに、単に照明器具をデザインするのではなく、光の”質”にこだわり「光そのものをデザインする」とも言える姿勢で、「PH Artichoke(アーティチョーク)」をはじめ、名作照明を多く生み出しています。
■ショールーム
デンマークの首都・コペンハーゲンに、Louis Poulsenの大きなショールームがあります。
今年は時間が足りず訪問が叶いませんでしたが、2022年に訪問した際の写真をご紹介いたします。
天高のある空間にPH Artichokeをはじめ、数々の照明が展示されており、心地よい光に包まれるような空間です。




■本社・工場
Louis Poulsenの本社・工場は、以前はコペンハーゲンにありましたが、今はコペンハーゲンから電車で2時間半ほどのVejenという町にあります。長距離列車に乗り、今回はそちらを訪問してまいりました。




工場内は非常に綺麗で、最先端の技術が導入されている側面もあれば、手作業で行っている作業もあり、その融合が見事だと感じました。


逆さまにし画像の上のほうから一周ずつ順に羽根を差し込んで組み立てる




PH Artichokeの製作の様子は以下の動画も是非ご覧ください。

食堂にももちろん自社の素晴らしい照明が使われています。
椅子は今は廃盤になってしまったFritz Hansenのアイスチェア。屋外でも使用できる、大変機能的で素晴らしい椅子でした。コペンハーゲン近郊にある「世界一美しい美術館」とも評されるルイジアナ美術館でも、以前使用されていました。
テーブルも、今は廃盤となっていますが同じくFritz Hansenのプラーノテーブルが使用されています。
名作チェア・テーブルの機能的ですっきりとした空間に、照明の美しい光が優しく浮かび上がるようです。

今回Louis Poulsenの本社・工場を訪れて感じたのは、想像はしておりましたがそれ以上に、製造・管理・検品体制が細かく、丁寧だということです。
塗装後の仕上がりやムラの確認をはじめ、きっちりと、細かく、丁寧に仕事をされているということを体感し、非常にデンマークらしい実直なモノづくり、という印象を強く受けました。
■街角でのLouise Poulsen
デンマークでは、街を歩いていると至るところにLouise Poulsenの照明を見つけます。自国の人々にも長く愛されているブランドであることがよくわかります。
この日はルイスポールセンから戻り、コペンハーゲンにあるレストラン「BOBE」で夕食をとりました。昨年も訪問したレストランですが、内装が素敵で居心地が良く、お食事もモダンで非常に美味しく、素晴らしい時間を過ごすことが出来ます。コペンハーゲンに訪問された際には是非。

ウォールランプはLyfaの製品


今後数回にわたり2025年デンマーク訪問のことをお伝えさせていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
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