PH アーティチョーク

louis

louis Poulsen/ルイスポールセン

デザイナー
Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)
価格
税込 ¥1,199,000~ (税別 ¥1,090,000~)

絶妙にカーブした72枚の羽根を持つデンマークを代表するペンダントライト、アーティチョーク。どの角度から見ても光源が一切見えないように設計されており、真下から見上げても光源が見えることはありません。
また、反射する光が柔らかなものになるよう、羽根の内側は白く塗装が施されており、アーティチョークから放たれる光はさながらキャンドルのようです。アーティチョークの良質な光は、周りの空間を豊かなものへと導いてくれます。

PH アーティチョーク(PH ARTICHOKE)は、1958年の発表以来、その独自のデザインと、豊かな雰囲気をそなえた光により、ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)の代表作といえる照明です。その美しさを私共のブログ内でも、幾たびか取り上げてまいりました。
今なお色あせることのないその光の魅力は、「良質な光」を追求したヘニングセンというデザイナーと、それを具現化させた技術者たちの努力の結晶であると言えます。その誕生の由来について、すこし考えてみたいと思います。

アーティチョーク誕生の物語

PH アーティチョークは、どのようにして生まれたのでしょうか。

1957年、コペンハーゲンのランジェリン・パヴィリオン(Langelinie Pavilion)の設計コンペで選ばれた建築家、エヴァ&ニルス・コッペル(Eva & Nils Koppel)
は、照明器具の設計をポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)に依頼しました。ヘニングセンに対して建物が必要とする照明器具の条件は以下のようなものでした。

1・建物全体を統一してみせるシャンデリアのような照明であること。
2・港沿いに建つガラス張りのこの建物が外からでも美しく見えること。
3・テーブル席のためにある低い位置の照明と共に使用される。
4・華やいだ雰囲気とあたたかみのある光を醸し出す照明であること。
5・昼間、あかりを消した状態でも美しいこと。

この難題に取り組んだヘニングセンは、「PH アーティチョーク」という見事な回答を出しました。1927年から1931年にかけて取り組んでいた7枚のガラスシェードによるペンダントライト「PH セプティマ」(PH SEPTIMA)のコンセプトをさらに発展させたのです。PH セプティマの製作経験という下敷きが、3ヶ月という短い期間でのPH アーティチョークの誕生を可能にしたのです。

PH アーティチョーク生みの親 ヘニングセン

ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)1894-1967

ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)は、1894年デンマークのコペンハーゲンに生まれます。コペンハーゲン工科大学で建築を学び、そのキャリアをスタートさせますが、彼の関心は、建築空間の中の光、すなわち照明の問題へと移行していきます。1924年には、照明器具のデザインを通して、配光やグレア(光の眩しさ)の減少の問題に取り組んでいます。1925年、照明デザインコンペでの入選がきっかけとなり、ルイスポールセン社と契約を交わし、その後の永きにわたる協働が始まりました。彼の活動は、照明分野にとどまらず、政治的、文化的な鋭い批評を文筆活動を通して行っています。第2次世界大戦のドイツ占領時には、多くの芸術家同様、亡命生活を余儀なくされました。親友、アルネ・ヤコブセンと共にスウェーデンへ渡り、亡命先のデンマークのコミュニティでは、すぐさま中心的な存在となったということです。ルイスポールセン社と生み出してきた様々な照明は、PHシリーズとして現在もなお、生産が続けられています。そしてヘニングセンの追求した光のテーマとその考えは、現在のルイスポールセン社の精神支柱として、照明の開発指針に多大な影響をあたえています。

PH アーティチョークは、なぜ時を超えるのか

PH アーティチョークは、ある意味で場所を選ばない照明であると言えます。公共建築物のホールや会議場、音楽ホールやホテル、アーケードなどの商業空間の大空間から、個人住宅やアパートメントなどの小規模な空間に至る様々な建築空間のなかで美しく調和するのです。その理由は、ランジェリン・パヴィリオンで要求された要素にあるように思われます。シャンデリアのような華やかな美しさと同時にグレアのないあたたかみのある光、他の照明器具の存在と競合することのない謙虚さともいえる光の存在のあり方。PH アーティチョークのもつそうした要素が、いかなる空間においても、高い適応性を持たせているのではないでしょうか。時を超えて愛される理由がまさにそこにあると感じます。
現代の地球温暖化という世界規模の課題に対し、照明のLED化が進んでいます。ルイスポールセン社は、光源の変更という大きな課題に取り組み、PH アーティチョークは光源のLED化にも対応しています。

PH アーティチョークに関するブログ記事

展示の様子・納品例

ペンダント照明・アーティチョークの当店での展示の様子、お客様への納品事例をご紹介します。 

商品詳細

デザイン
ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)
ランプ
φ480:白熱電球クリア 200W または LED42W 2700K / 3000K
φ600・φ720・φ840:LED 98W 2700K / 3000K
カラー
白(塗装)・銅(ヘアライン仕上げ)・ステンレス(ヘアライン仕上げまたはポリッシュ仕上げ)・真鍮(ヘアライン仕上げ)・黒(塗装)
いずれも内側は白色塗装仕上げ
価格
φ480 白熱電球 税込¥1,199,000(税別¥1,090,000)
φ480 LED 税込¥1,254,000(税別¥1,140,000)
φ600 LED 税込¥1,540,000(税別¥1,400,000)
φ720 LED 税込¥1,683,000(税別¥1,530,000)
φ840 LED 税込¥1,859,000(税別¥1,690,000)

PH アーティチョーク カラー展開

PHアーティチョークホワイト

White

PHアーティチョーク コッパー

Copper

PHアーティチョーク steel

Steel

PHアーティチョークステンレス

Polish Steel

PHアーティチョーク 真鍮

Brass

PHアーティチョーク 黒

Black

ph_artichoke07

当店ではアーティチョークを窓辺に設置しておりますので、いわば店舗の顔として、常に窓辺を美しく照らしてくれています。
お客様へのご提案にも常に候補として挙がる照明であり、私たちも自信を持ってご提案・おすすめの出来る作品でございます。
華やかなシャンデリアのような照明ですが、それでいてデザインはモダンかつエレガント。
飽きることのない、普遍的な美しさを持った照明です。