スワンチェアVSエッグチェア

~エッグチェア・スワンチェアを比べてみる~

 

スワンチェアとエッグチェアといえばアルネ・ヤコブセンの代表作であり、印象的なシルエットから一度ご覧いただくと記憶に残る作品でもあります。
当店では並べて展示していることもあり、どちらがお好みかというお話をよく伺います。
同じ時期にある一つのホテルのためにデザインされたことからも比較して語られることもある2脚です。

スワンチェア(右)とエッグチェア(左)

1958年に発表されたこの2脚のデザインは現代においても色褪せることなく注目され続けています。
特徴的なシルエットも大変魅力的ですが、どちらも布張りと革張りがご選択いただけるため、張地によって大きく印象が変わる点もポイントかと思います。
スペック面においては、オートリターン機能は両者にあります(オプションにつき別途料金)が、後方へ傾けることができるチルト機能はエッグにのみあり、座面の高さが選べる(40㎝と48㎝、48㎝はオプションにつき別途料金)のはスワンチェアだけという違いがございます。
商品詳細や価格については ⇒ こちら(スワンチェア)
               こちら(エッグチェア)

座り心地としては、どちらもゆったりと快適にお掛けいただけることはもちろんですが、腰周りに包み込まれる感触があり背筋がスッと立つような後ろ姿になるスワンチェアに対し、エッグチェアは座面から上全てを包み込むことからリラックスした姿勢でお掛けいただくことができます。

エッグチェア(革張り)

 

スワンチェア(革張り)

 

スワンチェアとエッグチェアはデンマークのSASロイヤルホテルのためにデザインされました。

SASロイヤルホテルのエッグチェア(2025年6月)

 

SASロイヤルホテルのスワンチェア(2025年6月)

 

また、同ホテルのためにデザインされたチェアとして、ヤコブセンがデザインしたドロップチェアPOTチェアがあります。

 

SASロイヤルホテルのPOTチェア

 

全てホテルのためにデザインしたものですが、今では世界中の空港やホテル、美術館など様々なところで見ることができます。

弊社が納品した池田市図書館のスワンチェア

 

ルートブレ市庁舎・図書館に関する当店ブログ記事は ⇒ こちら
SASロイヤルホテルに関する当店ブログ記事は ⇒ こちら

 

実際にお部屋に置いていただいた場合の印象は、1点でも存在感があり空間に立体的な表情が出るエッグに対し、スワンは特に複数点置いていただいた際に賑やかな美しさが演出されます。

エッグチェアとスワンチェアを横に並べ、ソファの代わりにされる方も大変多くいらっしゃいます。

当店でオーダーいただいた、レザーのエッグチェアとミナペルホネンのタンバリン柄のスワンチェア

スワンチェアもエッグチェアもそれぞれに魅力があるため、お客様のお好みの1脚をご検討いただければと思います。

どちらも店舗に常設展示しております。まずはご相談ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

前面革張り背面アザラシ毛皮張りのエッグチェア(スペシャルオーダー)

 

 

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