PK25 ケアホルムの始まり

個人的にとても好きな椅子があります。

それはPK25

あまり見かけることはない椅子ですが、そのフォルムと格好の良さにいつ見ても魅了されます。

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1951年、ポール・ケアホルムはコペンハーゲンの美術工芸学校の卒業制作としてPK25をデザインしました。「エレメント」チェアとしても知られるPK25は、一般的な工業素材の利用に取り組んだ若き日のケアホルムの熱意を示す重要な例です。ケアホルムはこの椅子を各素材1パーツで構成しようと考え、その結果このチェアのアーチ型の特徴が生まれました。一続きのやや複雑なスチールフレームは、ジョイントや継ぎ目を作らずに湾曲させた一体成形です。

この椅子の凄みは触れて座って眺めて見ないと感じ得ない、究極の一脚だと思います。

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