エッグチェア vs 椅子張り職人(修復のマエストロ)

過日のブログ「営繕・椅子張り職人(修復のマエストロ)」でご紹介した、リーガロイヤル施設課・営繕担当の谷口収平さんにエッグチェアを見分してもらいました。また、エッグチェアの製造工程の動画ビデをも見ていただき感想を尋ねました。

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念入りに縫製・貼り方・縫い方を見手頂きました。

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まず、曲面のきついアーム部分の張り込みについてです。

谷口:「この局面にシワなく張り上げる技術はかなりのもの、熟練した

技術はもちろん、大変な力のかかる仕事ですね。私ならペンチで

引っ張らないと出来ないでしょう・・・。」との事。

フリッツ・ハンセン社の職人さんはすべてハンドパワーのみ

でエッグを張り上げます。

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1.000ステッチ(縫製)について見ていただきました。

谷口:「ふつうは釘(タッカー)である程度固定してから縫製

にかかりますが、この椅子の場合はタッカーなどで止めると

手に当たってしまいます。だからかどうかわからないけど

縫製だけで椅子の全周を1.000回の縫製で均一に張り上げ

る技術はかなり難しいと思います。」

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リーガロイヤルホテル施設課・営繕担当:谷口収平さん。