空間のキーワード

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「AXIS」最新号 Vol.147で隈研吾氏と石井裕氏のトークセッションの記事があり
大変面白く読ませていただきました。
現代の空間を考えるキーワードとして、「透明性」ということが語られています。
空間、空気、気配、透明性、記憶、変身 そして、生態系、俯瞰、流れる、細胞
モジュラー構造などお二人の鋭い考察は尽きません。
「・・・視覚的な見通しの良さはもちろん、階段やホールウェイなどで偶然会って会話が始まる
“チャンス・エンカウンター”を演出するための”気配”や”空気”といった空間が持つ条件も
クリエイティブな環境には不可欠だと思いますが・・・」とはMITメディアラボ教授・石井裕氏
ならではの問いかけに隈研吾氏が話をどんどん展開させます。
そして、これらを象徴的に物語るかのようにも思えることがニュースになりました。
「Design boom」に掲載の作品

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石上純也氏がベネチアビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞しました。
作品は、カーボンファイバーを素材にした透明の構造体で、「物質性や視覚性、さらには
建築の限界を超えた」との評価であるようです。
これって、ほんとに透明すぎて写真に写らないのではと思いましたが早速、画像を探した結果
「Design Boom 」が一番分かりやすいのでURLを検索してください。
私たちの環境は どこまで変容するのでしょうか。
(TAKEZO)