ミッドセンチュリー期に活躍したデンマーク人デザイナーであり、自身の生涯で約500脚以上の椅子をデザインしたハンス・J・ウェグナー。12月2日(火)より東京・渋谷のヒカリエホールにて「織田コレクション ハンス・ウェグナー展 至高のクラフツマンシップ」も開催されています。
そんなハンス・ウェグナーはさまざまな用途の椅子をデザインしましたが、本日ご紹介するPP505 Cow Horn Chair(カウホーンチェア)はダイニング用のチェアとしてデザインされました。

背面から続くアーム部分はハーフアームとなっており、ダイニングテーブル下にチェアがすっきりと収まるデザインとなっております。
アーム先の形状は少し上向きになるよう仕上げられ、まるで牝牛の角を思わせる愛嬌のあるデザインが目を惹くPP505 Cow Horn Chair(カウホーンチェア)。アーム部分に腕を乗せた時も無理のない自然な姿勢が保てるとても収まりの良い仕上げです。

背もたれ中央の連結部分は千切り(ちぎり)と呼ばれる仕上げに。ウェグナーは濃い色の木種に敢えて明るい色の木種を選んで千切りに仕立てており、木種による色味の違いをデザインによる一つのディティールとして見せています。
当時は希少性の高い濃い色の木種と明るい色の木種を一つの作品に合わせることに異論を唱える声もありましたが、ウェグナーは木種の明暗による価格の違いに拘らず、色の対比やデザインとして美しい取り合わせである事に重きを置いて彼の表現を貫きました。
職人による美しい手仕事を際立たせた仕上げは、ウェグナーならではの美意識が表現されています。

現在店舗では2025年12月2日~12月26日まで、PPモブラーより発表された2025年レアエディションのうちウェンジ材を用いたPP505 Cow Horn Chair(カウホーンチェア)を展示しております(事前予約制)。展示の椅子はウェンジ材に千切りの材としてメープルが用いられており、色の対比と意匠を是非ご覧いただけますと幸いでございます。


このたび展示しておりますウェンジ材を用いたPP505 Cow Horn Chair(カウホーンチェア)はオーダー可能でございます(※但し各アイテム数量限定につき、上限に達し次第販売終了)。
また現在当店にてウェンジ材で作られたそのほかの2025レアエディションも一堂にご覧いただくことができます。気になるお品物がございましたら是非お気軽にお問い合わせください。
尚、現在店舗は完全予約制でございます。ご来店をご希望の方は、こちらのページもしくはインスタグラムのDMにてご連絡くださいませ。
【インテリアコーディネート】
当店ダンスク ムーベル ギャラリーではインテリアコーディネートも行っております。
詳細はこちらのページよりご覧くださいませ。


DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
※2023年より完全事前予約制。ご予約はこちらのページもしくはインスタグラムのDMよりお願いいたします。
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-6 松岡第二銀緑館2F
TEL 03-6263-0675
FAX 03-6263-0676
MAIL d-info@republicstore-keizo.com

▽株式会社KEIZOグループ店舗一覧
REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA
DANSK MØBEL GALLERY

