PKシリーズ パーツについて

当店で常時展示しております、ポール・ケアホルム(POUL KJÆRHOLM)の家具シリーズ。
当店では以前よりケアホルムの作品を長く専門的に扱ってまいりました。

ケアホルムのデザインしたPKシリーズを、この先20年、30年と長くお客様にご愛用いただくため、交換用パーツをいくつかご用意しています。
何かの拍子にパーツが欠損してしまった際など、取り換えることで、また長くご愛用いただくことも可能です。

本日は、PKシリーズに使用されているパーツをご紹介いたします。
パーツの製作はフリッツ・ハンセン社です。



【PK31(ソファ)】

まずはこちらのパーツ。それだけ見ると一体どの箇所に使われるパーツか全く想像がつきませんが、こちらはPK31ソファに使われているものです。





画像の下段に写っているシルバーのパーツは、以下のように3つに分解されます。
このパーツは、PK31のアームや座面をフレームに固定する際に使用されます。






そして、先ほどの画像上の黒いパーツは脚の先端に付けるものです。
床面に傷が付くことを防ぎ、また、ソファ全体に安定感がうまれます。






【PK61(センターテーブル)】

下の画像のパーツは、PK61テーブルに使われています。




黒くミニマルな印象のこのディスタンスピース、ガラス天板をステンレススチールの脚部から少し浮かせて設置
するためのものです。
(画像はガラス天板ですが現在当店では大理石天板を展示中です)








【PK80(デイベッド)】

以下のゴム製のパーツ。これはPK80のパーツです。






PK80の脚部と、座面板・クッションを固定するためのバンドです。






【PK9(ダイニングチェア)】

最後にこちら。PK9の脚部に使われているパーツです。





PK9は、3本のステンレススチールから成る支柱で座面を支えるユニークなデザインで、これらの3本のステンレススチールを連結する際に使用します。








今回はパーツに注目しましたが、このようなパーツもデザインの一部になっています。
構造とデザインを一体にさせたケアホルムならではであり、そのような姿勢がこのように小さなパーツにも表れているように思います。

ケアホルムにつきましては、下記の記事でもご紹介しております。
ご覧いただければ幸いでございます。

BLOG ポール・ケアホルム展示






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