時代背景と家具について⑪

大阪店:misa

1955年、スウェーデンで開催された博覧会H55展で、デンマーク館の設計を担当したアルネ・ヤコブセン。

3年前にANT™を発表した際に、3本脚でアームがついていないということに批判的な意見もあり、この博覧会ではその改良版となる4本脚でアームがついたセブンチェア(3207)を発表し、大変高く評価されました。

そのバリエーションとして誕生したアームのない3107はその後デンマーク家具の中で最も成功を収めた椅子と言われています。

この時代はデンマークでは輸出に力を入れており、海外でもヤコブセンの椅子が注目を集めるきっかけとなったセブンチェア。

今年2015年で60周年を迎えましたが、当時のヤコブセンはこれほどまでに全世界で愛されるロングセラーになると予想していたでしょうか?

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以前お客様からお預かりした30年ご愛用になっている

セブンチェアのウォルナット(3207)

色艶が増し、とても美しく経年変化をしています。

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60周年記念モデル

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