モノを愛する。

島崎藤村の生誕140周年を記念した特別展が、昨年11月に神奈川近代文化館で開かれました。展示物の中に彼が愛用した机が裏返しに展示されていました。そこには直筆の詩が書かれています。「汝これより新しき主人を得て　いかなるあたたかきなさけにか浴せん・・・」（君（机）は新しい持ち主にどんなふうにかわいがられるのだろうね。）島崎藤村が生きた明治5年～昭和18年という時代は、日本ではモノを愛する風潮が当たり前だったように思います。

弊社でも平成22年9月1日オープン時から展示されている「PK20」のナチュラルレザーが、多くのお客様に座っていただき、またショップスタッフによって大切にメンテナンスされ、多くの人と時間に触れとても味のある良い状態に経年変化を遂げています。

展示されてから約2年4か月経つ「PK20」ナチュラルレザー。

革の表情に経年変化が現れていい表情になってきました。

ヘッドレストにもいいしわが刻まれてきました。

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