「神さびる」岩清水久生展 in le bain

先月、六本木のル・べインで、南部鉄・鐵創作家 岩清水久生さんの個展が開かれました。岩清水さんは南部鉄器の伝統的な技法を尊重しながらも、独自の技法を生み出すなど精力的に活動をされています。
個展では、鉄瓶、急須を中心に、花器やオブジェなどをご紹介されていました。鉄瓶は、お湯を沸かすとまろやかな味となり、お茶や珈琲の味わいも変わってきます。お手入れが難しいイメージがありますが、使い手が毎日繰り返し使い込むことで、初めて鉄瓶として完成するのだそうです。フリッツ・ハンセンの家具も同じ様に、使い込むほど。又。メンテナンスを繰り返し、時が経つほど味のあるモノとなっていきます。

 

(KEIZO)

 

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ル・べイン会場にて。

 

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花器やオブジェの南部鉄器で・・・。

 

 

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「焼肌磨き」という技法で造られた鉄瓶。

鋳型から出した鉄分を、長いものでは1年かけ磨きあげるそうです。

まさに、彫刻の美しさを醸し出すフォルムです。

 

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一言、「かわいい」フォルムの片口。

 

 

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お気に入りの片口を手にする、岩清水さん。

 

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弊社ショールーム「Republic Store Osaka」に展示しました。