ペンダントを変えてみる 番外編① 大阪市・F様

『ペンダントを変えてみる』というタイトルでペンダントについてお話しているブログですが、

今回は番外編という事で施工例をご紹介いたします。

セブンチェアをご注文頂いたお客様から、ご実家のマンションのペンダントの移設についてご相談いただきました。

ダイニングに吊るしていたペンダントが、実はテーブルのセンターに合っていなく、片側に寄ったた位置でずっとご使用だったということでした。

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実はマンションなどであらかじめついているローゼットの位置って、

実にもどかしいところにあるんです。

部屋のセンターについていることが多く、テーブルの位置を想定されているんだろうかと思ってしまいます。

天井をいじれない場合は、前回のブログで露出型のダクトレールを使用する解決策をご案内しました。

BLOG ペンダントを変えてみる ②ダクトレール編

今回のご要望はレールを使用せず、フックを取り付けて引掛け、

テーブルのセンターにピタリの位置に落とします。

フックの小さい穴が開きますが、

ダクトレールよりスッキリと綺麗に取り付けられます。

たわみを付けたコードも意匠の一つになり、

仕上がりにこだわった施工方法です。

まずはいつもお願いしている職人さんと事前にお住いにお伺いし、

天井の状況を確認。


テーブルの位置を確定し、センターを決めました。

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この場合たわみができる分、長いコードが必要になります。

継ぎ足しはできませんので新しく調達しました。


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そして施工当日・・・


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まずは既存のペンダントを取り外します。


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フックの取付位置を決めます。


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フックを取り付けたところ。

天井の仕上げは繊細な珪藻土。

ハラハラする私をよそに、職人さんは難なく穴を開けてました。


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フックにコードを引掛けて、前回と同じ高さにペンダントを落とします。


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好みのたわみ具合でコードをカットし、

コードの先に引掛けシーリングを取り付けます。

ローゼットに接続して、フランジカバーを取り付ければ完成です!

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今回ペンダントの位置を決めるにあたり、

少々テーブルを移動頂く事をご提案しました。

長くご使用のテーブルを移動することは勇気がいることと思いますが、

F様は快く受けてくださいました。

そして施工後、メールを頂戴し、

『照明の位置ひとつで、今までせせこましかった空間が、

ゆったりしたものに変わることを実感しています。』

とおっしゃってくださいました。

大変嬉しいお言葉です。

今回は器具は一切変更せず、位置を移動しただけです。

それでも

『次にあの照明の下で家族と食卓を囲むのがとても楽しみです。』

と思って頂けるほど雰囲気が変わるんです。

照明は生活に密着していますので、日々実感いただけると思います。

F様、ありがとうございました。

当店では照明のご提案や施工なども承っております。

どうぞお気軽にご相談くださいませ。

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