当店フリッツハンセンストア大阪と以前より長くお付き合いのある建築家 安藤忠雄さん。
大阪 中之島に、安藤忠雄さんが設計した子どものための文化施設『こども本の森 中之島』があります。先日こちらを訪れましたため、皆さまにご紹介させていただきます。
こども本の森とは

『これからの世界を担っていくこどもたちには、元気よく自由に世界に向け、羽ばたいてもらいたい。』
『そのためには幼い頃から本を読んで、豊かな感性や想像力を育むことが大切。』
建築家 安藤忠雄さんご自身の経験から、幼少期の読書体験がもたらす重要性を痛感。
幼少期からの読書体験が子どもたち自身の人生を豊かにしてくれ、人生を生き抜く力となってほしいとの思いからクリエイティブ・ディレクターに幅允孝さんを迎え、安藤さんご自身が設計を担当。
また、整備された建築物を安藤さんが大阪府に寄附し、2020年7月5日に設立しました。
施設の特徴
『こども本の森 中之島』では、子どもたちが自由な心で本と触れ合ってほしいという思いから、多彩な読書体験ができるスペースを用意しています。




読書スペースで見つけた北欧家具
館内の読書スペースでは、アルバ・アアルトデザインのN65をはじめ、オリジナルスツールなど、年齢に応じて「読む」行為に集中してもらえる椅子を用意。
子どもたちにより良い読書体験をしてもらうため、建築との相性を踏まえ備品などの細部へもこだわり、またしっかりと作られた「良い家具」に触れて欲しいとの想いも込められています。


エントランスエリアの屋外アート「青りんご」は安藤忠雄デザイン

エントランスエリアでひときわ目を引く「青りんご」をモチーフにしたオブジェは、建物寄付者である建築家・安藤忠雄さんによるもの。
米国の詩人サムエル・ウルマンの詩をモチーフに安藤氏がデザインしており、『挑戦心にあふれる青春のシンボルとして多くの人に触れて欲しい』との願いが込められています。
子どもたちのものを見る眼差しや豊かな感受性を育む場所として、寄贈本を含め多種多様な本を揃える『こども本の森 中之島』。12の様々なジャンルの本とニュートラルな気持ちで接してもらうため、新しい手法で丁寧に差し出される本の数々は圧巻の一言。さまざまなしかけが隠された、大人も子どもも楽しめるスペースになっております。
良質な読書体験の場に北欧家具を選定されている点も大きな見どころの一つ。読書を楽しむための椅子選びのヒントに出会えるかもしれません。
『こども本の森 中之島』は当店からもほど近い場所にございます。ぜひお近くにお越しの際はお運びください。
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