中国明代の椅子をリ・デザインし、数々の名作を生み出した不動の一脚|チャイナチェア

生涯で500種以上の椅子をデザインしたデンマークデザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナー。

彼がデザインしたチェアのうち1944年に発表されたチャイナチェアは、ウェグナーが中国・明代の椅子の一つである 圏椅(クァン・イ)、官帽椅(かんぼうい)から着想を得てデザインしたチェアで、アーム部分が大きく湾曲した優美なラインと笠木が後脚先端から少し外に出たデザインが特徴的です。

チャイナチェア

ウェグナーがコペンハーゲン美術工芸学校で学んでいた頃、工芸博物館で1800年代頃と思われる中国の椅子を購入しました。それらの椅子は接着剤やネジ、釘を一切使わず、極めて構築的でありながら大変美しい作りをしており、ウェグナーは深く感銘を受けたと言います。

合理的な構造と美しいプロポーションを持ったこれらの椅子の虜となったウェグナーは、それらの椅子を元に新たなデザインを起こすこととなりました。

チャイナチェア
チャイナチェア
チャイナチェア

圏椅はフリッツハンセン社で4つのモデルが施策されましたが、最もオリジナルの圏椅に近いモデルが現在フリッツハンセン社で作られているモデル、チャイナチェアFH4283になります。

FH4283は笠木の部分を3枚の材をフィンガージョイントで接いだ後に削り出し、優美な曲線を作り出しています。

チャイナチェア

チャイナチェアFH4283を皮切りにウェグナーはその後、pp501/503ラウンドチェアやCH24Yチェアなどリデザインを続け、名作と呼ばれる椅子を数多く生み出しました。不動の名作は様々なバリエーションを重ねていっても変わらぬ名作を生み出す好例といえるチェアと言えるでしょう。

大阪店にてチャイナチェアを展示中

現在チャイナチェアを店舗にてご紹介しております。店舗でご紹介しているモデルは1993年製のもの。経年変化の様子もご覧いただけます。レザーの持つ風合いやお色味の違いもご覧くださいませ。


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