デンマーク研修報告2018② ~SAS ロイヤルホテル~

デンマーク研修中は旧SASロイヤルホテル(ラディソンコレクションロイヤルホテル)に滞在しました。

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1960年に完成したこのホテルは、コペンハーゲンで最初の高層ビル。

アルネ・ヤコブセン が建築だけでなく、家具を含む内装までデザインした

世界初、いわばデザイナーズホテルの先駆けです。

NYの高層ビル群からインスピレーションを受けたという直線的な外観。

当時のコペンハーゲンの人たちはそれは驚いたことでしょうね。

利便性を重視したこのホテルは、空港としての機能を持ち、

ホテルからSASのチェックインができたそうです。

ゲストはそこで荷物を預け、バスに乗って空港へ向かったのですね。

それも飛行機まで直結だったとか。すごい。

1年をかけてリニューアルを行い、新しくなりました!

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エントランスロビーは大理石を用いたエレガントな内装。

壁の大理石は当時のオリジナルです。

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その壁をもとにテーブルトップなどのの大理石もセレクトしたそうです。

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モニターの壁紙も!

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名作が並ぶロビー。

直線的な外観に対し、内装は曲線を意図的に用いています。

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リニューアルに際し、フリッツ・ハンセン社や孫のトビアスと

何度も話し合いを重ねたそうです。

素材や色使いをはじめ、象徴的な螺旋階段に合うような造作など

全てにおいて意識したのが

『ヤコブセンだったらどうするか?』

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なんとこの ポットチェア はオリジナル。

すでに手放していたものをオークションで購入。

レザーを張り替えて戻って来ました。

エントランスを挟んだ左側にはレストランがあり、

毎朝おいしい朝食をいただきました。

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私の滞在した部屋。

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赤い スワンチェア がレイアウトされていました。

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完璧主義者のアルネ・ヤコブセン。

全てをデザインすることにこだわり、カトラリーや灰皿、ドアノブ・・・リムジンバスまでも手がけました。

そして、ここで誕生した名作の数々は、

プロダクトとして生産され、今も愛され続けています。

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今年60周年を迎えたエッグチェア、スワンチェア、ドロップ。

記念モデルが販売されています。

NEWS 60周年アニバーサリーモデル

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夜も暮れて参りました。

本日はここまで。

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