お花のおはなし 5 – フリッツ・ハンセン正規専門店 / REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA

「水やり3年」
これは私のお花の師匠である、母の口癖です。

水なんてただあげていればいいと思ったら大変な間違いで、
お花にとって水やりがとても重要で、そして難しい。

お花に元気がなくて、栄養剤も効果がない。なんてことはありませんか？

初心者が陥りやすい可愛がり病。とにかく水をあげすぎてしまうのです。

そうすると土の中は常に湿っていて、根っこは窒息状態。
そこに栄養を与えてももちろん効果はありません。

土がしっかり乾いてから、たっぷりあげる。これが基本なのです。

水をあげるタイミングは、お花によっても、環境によっても違います。

毎日様子をみないといけないわけですから、そう簡単にはできません。

さて・・・

アルネ・ヤコブセンがデンマークのノボノルディスク社の社員食堂に

デザインしたアリンコチェア。

その誕生は1952年。

背もたれから座面まで1枚の成型合板で作られ、量産化された

最初の椅子です。

そして1955年、アルネ・ヤコブセンの代表作の一つである

セブンチェアが発表されました。

アリンコチェアと同じ成型合板の椅子として、より洗練された

集大成ともいうべきこのベストセラーが発表されるまで、3年。

現在はその愛らしいフォルムでとても人気のアリンコチェア。

当初は評判が今ひとつだったそうです。

きっとこの3年間でいろんな葛藤があったでしょうね。
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そう、「石の上にも3年」という言葉もあります。

長いようで、あっという間の3年。

振り返った時に何かを成し遂げていたいものです。

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