羽田第２旅客ターミナル

第２旅客ターミナルビル本館南側の増築工事が行われ、10月13日オープン予定です。この設計監修を中村拓志さん（有限会社NAP建築設計事務所代表）が担当されています。中村拓志さんは銀座のランバンやロータスビューティサロンの建築設計で有名ですが、今回は大型プロジェクトに挑戦されています。機内誌GQ jetsetterのインタビューの中で「正式な肩書は、羽田空港国内線第２旅客ターミナルビル商環境監修です。ターミナルビルの設計はMHS・NTTファシリティーズ・シーザー・ぺリ共同体（以下、MNFPS）によるものですが、僕の役割は元の設計を生かしながら商業的観点で空港環境の向上を考え、実践していくこと。つまり音楽でいうと空港の設計という作曲をMNFPSがおこない。僕がそれを編曲するというわけです。」とコメントされています。著書「微視的設計論」でも語る様に、中村拓志さんの建築へのアプローチの仕方がとてもユニークで、今回のプロジェクトでは中村拓志さんのどんな「仕掛け」があるのか？とても楽しみですね！

 

（ＫＥＩＺＯ）

 

 

本館南側増築工事風景（2010年5月現在）

 

 

 

上記写真・図面は日本空港ビルデング株式会社ＨＰより。

日本空港ビルデング株式会社ＨＰのリンクです。

 

カーストラップ空港（コペンハーゲン）・スキポール空港（アムステルダム）シャルルドゴール空港（パリ）関西空港（大阪）などは私のお気に入り空港ですが、羽田第２旅客ターミナルビル増築には期待です。

 

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