ドミニク・ペロー 欧州司法裁判所

建築家ドミニク・ペロー氏は、昨年、ルクセンブルクの欧州司法裁判所の改築を手がけました。ドミニク・ペローは、1953年フランス中央部のクレルモン・フェランで誕生。1978年に建築学の学位を修め、2年後には歴史学で博士号を授与されています。1981年に自身の設計事務所を設立。その8年後にフランス国立図書館の国際コンペを勝ち取り、それからはベルリンのヴェロドームとプール(1999年)、ソウル梨花女子大学校(2008年)、サンクトペテルブルクの新マリインスキー劇場(2009年)などを手がけてきました。欧州司法裁判所の改築設計により、ドミニク・ペローはヨーロッパ・スチール・デザイン賞を受賞しています。当該物件のインテリアにはアルネ・ヤコブセンのオックスフォードチェアーやセブンチェアーが選ばれています。この建物は長方形で、中央に古いパレスを囲んでいるため、リングという愛称で呼ばれています。スチールとガラスで構成されたリングは、判事さんたちの仕事場となる非開放スペースと誰もが自由に入れるパブリックスペースからなります。どちらのエリアにもフリッツハンセンの家具が用いれられました。
(KEIZO)
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2.jpg欧州司法裁判所(ルクセンブルグ)
1.jpg家具はヤコブセンのオックスフォードチェア

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