ポール・ケアホルム展示

フリッツ ハンセン ストア 大阪は、2019年2月のリニューアルに伴い

店舗の面積が2倍以上に拡張されました。

そして、以前から熱望していた、ポール・ケアホルムのアイテムを

空間として見せることが叶いました。

ケアホルムのデザインは単体でも十分に美しく、存在感があります。

PK24 001 (1).jpg

PK24


PK80 007.JPG

PK80 東京都現代美術館 

私たちがお見せしたかったのは、それぞれの持つ魅力が共鳴し作り出す

凛とした緊張感。

1年半が経過し、ケアホルムの魅力が伝わり始めていると

実感しています。

先月には新しく PK65 を展示致しましたので、

今回は改めて展示内容をご紹介いたします。

店舗の向かって左側の一角がケアホルムの空間です。

他のゾーンとは内装の仕上げも違い、照明の少ないほの暗い雰囲気です。


20200804_182142.jpg

約2Mの低い天井。


20200805_114033.jpg

床もあえて一段上げ、

ケアホルムの世界への一歩を演出しています。

それではアイテムのご紹介です。

PK31/2

20200804_182312.jpg

1958年にデザインされたPK31は、

2人掛けで137cmと非常にコンパクトです。

座面は十分にゆったりとしていて、

隣に座る人に影響しないようシートが分かれています。

抜け感のある脚部、アームの繊細なライン・・・

その他、語りつくせないソファの魅力は過去のブログでご覧ください!

BLOG ポールケアホルムのソファ “PK31”

PK20

20200804_182425.jpg

ケアホルムのデザインの中では珍しいカンチレバー式のベースのPK20は、

座ると心地よい揺らぎを感じます。

構造ゆえスチールは厚めですが、

やはり独特の抜け感が感じられるデザインです。

PK65

20200804_182828.jpg

ケアホルムがPK20と合わせる為にデザインしたリビングテーブル。

十字のステンレス製のベースは PK61 より厚みがあり、

重厚感があります。

天板のサイズとベースの十字のバランスが大変美しいテーブルです。

PK80

20200804_182343.jpg

非常にシンプルなディベッドは、

まさにケアホルムデザインの象徴的なアイテムです。

その美しさからニューヨーク近代美術館など、

さまざまなアートスペースで採用されています。

リビングとダイニングの空間を仕切るアイテムとしても

活用いただけます。

PK33

20200804_182705.jpg

3本脚のスツール『PK33』。

特筆すべきはその座り心地。

しっくりとくる座面の構造はぜひ裏返して見て頂きたいです。

安定感のあるSH:34cmの座面はオットマンにも丁度良い高さです。

PK11

20200804_182733.jpg

ケアホルムが PK51/55 デスクと合わせる為にデザインしたチェア。

アッシュの背もたれは、ストレスを感じない考え抜かれた曲線。

いかに技術が必要かを納得してしまう

重厚な組木の美しさを湛えています。

シンプルで無駄を省いたスチールのベースの構造も必見です。

座面との間にスペーサーが噛ませてあり、

まるで浮いているような軽やかさを与えています。

そして店舗奥にもケアホルムの作品があります。

20200805_163728.jpg

PK22

20200805_182808.jpg

バルセロナチェアに影響を受けたというこのPK22は、

非常にシンプルで洗練されたデザインです。

深く落ち着いた座り心地は、一度掛けたら立ち上がりたくないほどの

くつろぎを与えます。

ケアホルムデザインのなかでも最初に手に入れたい、

代表的なチェアです。

PK61

20200805_182821.jpg

PK22と同様に1956年にデザインされ、

60周年には記念モデルが発売されるなど、

代表的なアイテムのひとつです。

スチールが規則的に組まれたデザインはもはや芸術です。

poulkjaerholm.jpgのサムネイル画像

POUL KJÆRHOLM (1929-1980)

家具職人であったポール・ケアホルムは、

その後コペンハーゲンの美術工芸学校で ハンス・J・ウェグナー に学び、

高い評価を得ます。

素材に対するあくなき探求心を持ち、

当時一般的でなかったスチールを用いたデザインを模索します。

卒業制作としてウェグナーに与えられた課題で初めてオリジナルを作成したのがPK25であり、現在もフリッツ・ハンセンで生産されています。

その後、コル・クリステンセン工房で多くの名作を発表しますが、

1980年、ケアホルムが51歳の若さでこの世を去ると、

工房は生産を終了します。

現在はフリッツ・ハンセン社において、1951年から67年の間に発表されたコレクションの製造と販売を引継いでいます。

繊細なディテールと独特なオーラを持つその作品たちは

今も多くの人々を惹きつけています。

.

▽株式会社KEIZOグループ店舗一覧

REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA

DANSK MØBEL GALLERY