受け継がれた結晶「itu」　～「st+to」～ ③ – フリッツ・ハンセン正規専門店 / REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA

8月1日から9月30日まで青山店にて期間限定にて販売しております河東　梨香さんのプロダクトをご紹介します。

今回は「itu」を御紹介します。

このデザインをした「st+to(スット)」は前回ご紹介しました「Kumihana」と同じ国内外で活動しているプロダクトデザイナーの辰野しずかさんと河東梨香さんのデザインユニットのプロダクトです。

「itu」は奄美大島の言葉で「糸」。奄美大島紬を身近に感じてほしいとの事で誕生しました。
奄美大島紬は何百という工程が手作業で行われ、着物一反が出来上がるまで半年から１年近くかかります。古くは高貴な人への献上品として作られてきた奄美大島紬は、人から人へ伝わり受け継がれて来た技術の結晶ともいわれます。

泥染めの黒と絹糸の白を掛けわせて様々な柄に織り上げた「itu」は、３色展開ですが天然の織物がゆえ１点１点の色が異なります。　

アクセサリーとして女性の表情に華を添えるように、奄美大島紬には珍しく光沢のある糸が織り込まれています。
奄美大島紬の凛とした美しさそのもののを普段の生活にも取り込んでみて下さい。

次回は「iiwan」をご紹介します。