特別展「森と湖の国 フィンランド・デザイン」7月28日まで

大阪店・makiyo

特別展「森と湖の国 フィンランド・デザイン」GLASS DESIGN from FINLAND は7月28日(日)まで大阪市立東洋陶磁美術館にて開催中です。 

ガラスと陶磁器合わせて約150件、そのほとんどがガラス作品ということで 月に2回吹きガラス工房にてレッスンを受けております私にとって、非常に興味深く見応えのある展覧会でした。

館内の特設ショップでは、イッタラ社のグラスやプレート、「ムーミン」の雑貨、それにフィンランド関連の書物などの販売もあり楽しめます。

記念に図録を購入いたしました。

この表紙のタピオ・ヴィルッカラ作の花器。

シンプルな美しいデザインで、その形状からカラーの花を連想していましたが…

モチーフとなったのは、フィンランドの森に生息するキノコ「カンタレッリ」だそうです。

作品名 「カンタレッリ(アンズタケ)3280」 19447年

Aalto Vase.jpg

1937年パリ万博に出品され世界的な評価を得て、現在も生産されているアルヴァ・アアルトの代表作「アールトの花瓶」

吹き竿でとろとろに溶けたガラス種を巻き取り、モールド(mould)と呼ばれる金属や木で作った型の中にガラス種を入れて息を吹き込んで成形する方法「型吹き」で作られたフラワーベースです。

すばらしいガラス作品の数々。何より興味深かったのが・・・

二つの木材をボルトで固定し、独特の美しい曲線がくり抜かれている大きな木型(mould)。

実際に使用されていたその木型の内側は黒く焼け焦げていました。

そして当時の吹き竿も展示されています。

会期: 平成25年7月28日まで

問い合わせ: ハローダイヤル050-5542-8600

大阪市立東洋陶磁美術館 公式サイト にて割引優待券がございます。

以前のブログ記事もご覧ください。

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